【豊岡教室】社会科の予習はどうやるの?

虹の風学修館 豊岡教室長の大石です。
教室長ブログでは「毎日の予習・復習をしっかりやっていれば学校の勉強は大丈夫」という内容の記事が多くあります。今回は、社会科の予習について考えてみましょう。

なんとなくわかったような気になりやすい社会科

数学には新しい例題をくわしく読み込む必要があったり、英語にはその単元の新出で意味や使い方をまだ知らない単語などがあったりしますが、社会科もそうでしょうか。

実際に社会科の予習をしていても、他の教科に比べて「ここは意味がわからないな」という意識にはなりにくいのではないかと思います。
社会科の教科書はもう皆さんが読むことができる難易度の日本語で書かれているため、本文を読むことでその意味や流れをなんとなく理解できてしまう教科です。
本文を読んで理解したつもりになっているから、わからないところがないように思えているだけなのです。

社会科の教科書における「わからない」とは何か

虹の風学修館の社会科の授業では、画像や資料なども使いながら教科書の言葉ひとつひとつに注目し「なんとなく」の理解をなくすことで社会科への深い理解を目指しています。
実際に生徒が分かっていなかった言葉の例として「関税」という言葉がありました。
日本史では「関税自主権がなかった」と、日米修好通商条約の不平等なところを説明しています。しかし、「関税」とは一体何なのかということについては、実は地理でも歴史でも説明されていないのです。生徒も「関税自主権(という何かよくわからないもの)」がなかった、という認識で「関税」自体の意味はもちろんのこと、「関税自主権」がないとどうなるかもわからない、という状態でした。

教科書には、多くの言葉が「知っていて当たり前」というような形で出てきますが、そのすべてが「生徒が本当に理解している言葉」というわけではありません。「読めた」だけにとどまらず、自分の知らない単語や理解できない文章が出てきていないかどうかを確認し、本当の意味での教科書マスターを目指すことが大切ですね。

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