【広沢・西山教室】ノートまとめの時にも「なぜ?」「どうして?」と問いかけよう

虹の風学修館 広沢西山教室の正木です。
学校授業や自宅学習でノートをまとめた経験はあると思います。ノートまとめにおいて重要なのは、ただ機械的に書き写すことではなく「なぜ?」「どうして?」と問いかけることです。今回は、私の担当クラスのN君(中1)の事例をご紹介します。

N君は塾授業でも黙々と真面目にノートを取っていますが、なかなか成績に反映されずに困っていました。
ノートを見せてもらったところ、ノートには板書された内容をそのまま写していたり、教科書の重要語句をテスト前にまとめたりしているようでした。
そこで、「なぜこうなると思う?」と彼に問いかけながらノートを作っていくように提案しました。

「まとめた内容」について疑問を持とう!

地理でアジア州の農業について学ぶ単元では「中国の南部では稲作が盛んで、北部では小麦の栽培が盛ん」であると教科書に書かれています。そこで、ノートにまとめる際に「なぜだと思う?」と考える時間を取ってもらいました。
Nくんは教科書巻末の「世界の農産物」というページから「米は気温が高く、雨が多い地域を好み、小麦は米よりも低温・少雨の環境でも作ることができる」ということを発見します。そこから中国の北部と南部の降水量・気温を比べ、見事に作物の特徴と合致していることを見つけてくれました。これには発見した彼自身も驚いた様子でした。
「なぜ?」「どうして?」といった疑問――つまりは「興味・関心」が学びの本質を支えていることを実感してもらうことができました。

学校や家庭学習でも使える

「疑問に感じたことを調べ、学ぶ」という姿勢は、あなたの将来に必ず役に立ちます。今回ご紹介した例は塾授業での様子ですが、学校授業や自宅学習でも使えるやり方です。
学校で先生が話した内容や板書、教科書の内容も常に「なぜ?」「どうして?」と問いかけながらまとめていくことをおすすめします。そして、テスト前などにノートを見返したりまとめ直したりする時に疑問点が残っていたら、また学校で質問したりあらためて調べなおしたりしてみましょう。

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