【高丘教室】知りたい気持ちが学ぶ心を育む

虹の風 学修館 高丘教室長の海野です。
最近は生徒・保護者への連絡手段としてメッセージアプリを活用することが多いのですが、先日も生徒から社会科のわからないところについて質問がきました。

Aさん「そもそもGHQ(連合国軍総司令部)はなんで農地改革をしようと思ったの?」

まず教科書をみると、戦後の日本について「農地改革」の部分はこう書かれています。
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農村では、地主と小作人の関係を根本から改める、農地改革が行われました。村に住んでいない地主の全ての耕地と、村に住む地主の約1ha(北海道は4ha)をこえる耕地は、国が買い上げて小作人に安く売り渡しました。これによって自作農が大幅に増え、地主が農村を支配する力はおとろえました。
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(教育出版 中学社会 歴史 P239)

「なんで?」の質問が嬉しい

教科書を読めば、GHQが農地に対してどのような改革を行ったのか、その結果どうなったのかがわかります。内申対策・入試対策としてはこのことをおさえておけば十分ですが、Aさんが質問した「農地改革を行った理由」についてはたしかに明確には触れられていません。
質問を見たとき、驚きとともにうれしく思いました。生徒自らが「なぜ」「どうして」を感じ、教科書に書いていないことでも「知りたい」と思ってくれたことがうれしかったのです。

看板に掲げられている想い

虹の風 学修館の看板には「学ぶ心を育てたい 薫り豊かな虹の風の・・・」と書かれています。
「なぜ」「どうして」といった知的好奇心は、学ぶための原動力になります。
高丘教室の中3生は4名ですが、最近は一人一人の学習意欲が一層高まってきている様子が見受けられます。今回ご紹介した例でも「学ぶ心」が育ってきているという実感を得ることができました。

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