【指導理念】虹の風学修館の「虹の風」の由来について

生徒や保護者から「どうして虹の風と言う名前がついているのですか」と聞かれることがよくあります。
以前は「学修館」だけの塾名でしたが、塾の指導のあり方を変えたところから、平成20年11月に「虹の風」を頭につけるようにしました。

「学習塾」といえば当然のことですが、たくさんの問題に取り組ませて問題対応能力を身につけることで点数アップを目指させることにどの塾も一生懸命です。
しかし、生徒の姿を見ていると、仕方なく問題に取り組んでいるというきわめて消極的な姿がたくさん見受けられました。おそらく今でも、多くの生徒は問題を解くことに疑問を持ちながらもテスト結果を伸ばすことだけを目的に一生懸命に塾に通っているに違いありません。
はたしてそれは未来ある子どもたちを指導するうえで正しい論理なのか、そのことについて考え、悩みました。

よく考えてみますと、どの子供にも向上心があり、知的好奇心をもっています。
そして、数学においても、英語においても、理科、社会、国語、どの教科においても「知ることの楽しさ」「考えることの面白さ」が必ず含まれているはずですし、教科書はそこを原点にしてつくられているといってよいでしょう。

何より、子どもたちにとって「学び」は未来において輝かしい人生を保障するものでもあります。
雨上がりの虹を見つめたとき、そこに爽やかな、薫り豊かな風が吹いたとき、生徒たちは明日の未来に夢と希望を持つに違いありません。

このような想いから、「虹の風学修館」と名称をつけた次第です。

それ以降、虹の風学修館では、塾用教材といわれる一般的な問題集は一切使わず、「教科書マスター」をテーマにして知的好奇心を育む授業展開を進めています。
また、家庭学習の習慣化にも力を入れ、明日の学校授業のための予習の習慣化、学校授業への積極的参加、復習では教科書・ノートまとめに力を入れ、「知ることの楽しさ」「考えることの面白さ」を育むことに指導の柱を置いて現在の塾経営をしています。
最近ようやく結果が出はじめ、上位校を目指す生徒、学校評価である内申点が高い生徒なども徐々に増えつつあります。
虹の風学修館は、未来ある子どもたちにとって本当に必要な学びのあり方を伝えていく事ができる学習塾として、これからも成長していきたいと考えています。