【お知らせ】2018小学部夏期イベント報告 その2

こんにちは!

浜松市の学習塾、虹の風学修館です。

今週のにじなびは、先日お届けした「理科実験教室報告」にひきつづき

同時に開催した「読書感想文教室」のご報告です。

 

今回は、今までの体感を重視したワークショップや理科の実験とは少し毛色が違う企画でした。

どうぞご覧ください!

 

 

まずは、イベント前の準備期間から。

生徒たちには、事前にそれぞれの好きな本を選んでもらい、

授業の中でみんなで読んだり、個々で読み進めておいてもらったりしました。

 

ここでただ読む「だけ」にしてしまうと

感動したことや気になったことを忘れてしまうかもしれないので、

秘密兵器を事前にわたしておきました。

 

それは…「しおり」!

 

「気になったページにしおりをはさんでね」とお願いしました。

ちなみに、このしおりには「読書メモ」が書けるようになっています。

しおりをはさんだページの「何が」「どう」面白いと感じたのか、

書き残してきてもらいました。

 

なかには、20枚以上ものメモをはさんできてくれた生徒も!

 

 

と、ここまでは個人の作業。

 

イベント当日は、

講師のミニ授業から。

 

「自分が読んだ本について誰かに伝えるために作文を書くとしたら、

どんな視点で考え、どんな表現で伝えたら

この作文を読む人が『この本おもしろそう!』と思ってくれるかな?」

ということをみんなで考えました。

 

・どんなお話(あらすじ)なのか

・どんな人(動物)が登場するのか

などのいわゆる「本を読めばわかること」だけでなく

・なぜこの本を選んだのか

・このお話の見どころだと思う場面

・もし自分が登場人物だったらどう行動するか

などの「自分の視点」を加えた文章をつくっていこう!

 

 

説明がひととおりすんだら、さっそく実践です。

見てください!

みんなの机の上、メモだらけです。

机が散らかるのは集中している証拠!

 

事前にはさんだ読書メモのしおりを参考に自分なりにまとめあげ

原稿用紙に入る前に丁寧に下書きして確認している子もいました。

 

納得したら、ついに原稿用紙へ。

 

学校への提出物としてはりきって感想文を書きあげた子もいれば、

感想文は自由課題だから提出はしなくていいものの

文章を書く体験を純粋に楽しんでくれた子もいました。

 

理科実験教室のあとに読書感想文教室を実施した教室もありましたが、みんな集中して取り組んでくれている様子でした。

みんな、どんな文章ができたのかな??

 

 

 

 

本は、人生の幅を広げてくれます。

 

まずは、本を読む楽しさを生徒達に知ってもらいたい。

 

本を読む楽しさを知っている子には、

「表現する楽しさ」「伝える楽しさ」もわかってもらいたい。

 

「伝える楽しさ」に気付くことができれば・・・

読書感想文は楽しい!!!

 

 

私たちが国語科指導において目指すところが、

生徒達に伝わっていれば嬉しいかぎりです。

 

 

今後も、このにじなびや教育情報誌などでイベント関係のお知らせをしていきます。

興味のある方は、ぜひお問い合わせくださいね!