【浜松西高中等部】作文問題と「読む・聞く・書く・話す」

虹の風学修館の関連模試会社「学力調査研究会」では、高校受験・中学受験対策模試の運営を行っています。
ブログ【入試の窓】では、中学受験についての情報発信も行っています。
浜松西高中等部受験に関連した記事を公開しました。

【小6模試】作文の点数は“内容”より“ルール”で決まる

作文問題で試される国語の力

小学6年生の第1回模試が実施されました。
とりあげた記事は、「作文問題」をテーマにしています。

作文問題というと「書く力」だけが問われているように感じますが、実は国語の基本となる「読む力」にも注目する必要があります。

「読む」=出題のルールを読み取る

指定された文字数、段落指定、一マス目からの記述など、作文には細かなルールが設定されています。
これは「まずこちらの話を聞いていますか?」という問いかけでもあります。

つまり、「読む力」=問題文の意図を読み取る力が、まず最初に試されています。

「書く」=設問に対して、自分のことばで表現する

とくに模試の作文問題では「内容がすばらしいか」よりも、「出題に対してきちんと答えているか」が評価されます。

これは「言いたいことを自由に書く」練習ではなく、「聞かれたことにきちんと答える」練習です。
そして、その形式や構成が整っていれば、内容が個性的でなくても得点できるのが作文のテストです。

「話す」=“伝わる構成”を意識する練習になる→「聞く」力へ

さらにここで少し見方を変えてみます。
作文問題を練習することで「話す力」も育ちます。読み手を意識することで「伝える力」も自然とついてくるのです。

  • 音読して伝わるか
  • 話し言葉が混じっていないか

文章を通して、自分の考えや経験を相手にわかりやすく伝える構成力。これはまさに、「話す力」と重なっています。
そして話す力は「聞く力」とつながっていますから、おのずとそちらの力もついてくるのです。

模試の作文は書いたら終わりではありません

虹の風学修館の浜松西高中等部受験クラスでは、模試の採点にあたったスタッフ自身が、そのまま面談での作文指導にも関わっています。ひとりひとりの文章に目を通し、「ここは伝わっていたよ」「この部分は、少しもったいなかったね」といった言葉かけを行います。

伝えることが苦手だった生徒でも、「こうすればもっと伝わるよ」という小さなコツを重ねていくことで、書くことが怖くなくなる、面倒でなくなる瞬間が、かならず訪れます。

模試は単なるテストではなく「書く力を育てる入り口」なのです。

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