【西山教室】忘れた箇所は教科書・ノートで振り返る

夏休みはどのような活用のしかたがよいか

中学3年生にとって、この夏休みは志望校合格に向けてのきわめて重要な時期です。
この時期、ほとんどの3年生が学習塾で「夏期講座を受ける」ことによって「受験のための勉強をスタートさせる」という行動をすると思いますが、ひとつ心配な点があります。
それは、「1年生で学習した内容はかなりの部分を忘れてしまっている」という点です。
その「忘れている状態」で問題集に取り組んでも、「学力の定着」という点から見てもあまり効率的であるとは言えません。

教科書×単元別ワークの併用で効率よく効果的な学習を

そこでおすすめしたいのは、1年生からの学習内容を単元別にまとめた参考書(あるいはワーク)に、教科書を横に置いた状態で取り組む方法です。 
この方法では、

「ここは心配なくわかっている」
「ここはだいぶ忘れているな」

といった区分けをすることが可能になります。
もちろん、心配のない単元はそのまま次に進んでください。
心配が残る単元はもういちど教科書をまとめ直しましょう。

西山教室の取り組みの様子

講師の私の担当科目の一つである社会は、地理にしても歴史にしても久々の振り返りになる箇所が多いため、生徒の「こんなに忘れていたのか!」とショックを受けた反応をよく目にします。

例えば先日、生徒B君が「時差ってどう求めるんだっけ……」と手を止めてしまいした。
そこで、「忘れちゃったんだね。どうすればいいと思う?」と講師が尋ねたところ、生徒B君は「教科書を読み直します」と答え、教科書の該当箇所を読み直し、求め方を再びノートにまとめ直しました(その際に、講師からもポイントを教えました)。

また、生徒C君は「室町時代のこと、ほとんど忘れちゃったな」と感じたため、自分でまとめたノートを取り出し、教科書も横に置きながら読み直していました。

自ら調べる姿勢は日ごろの学習習慣に根差したものであり、指導する側から見て感慨深くなりました。