【内野台教室】静岡県学力調査について

今年も9月5日に静岡県学力調査テストが実施されました。その結果返却された後、内野台教室に通っている生徒たちに感想を聞いてみました。

N君「全体的に、基礎的な問題が多く出題されていたと思う。特に社会科は教科書の内容をしっかり覚えておくだけで高得点が取れる内容だった。」

講師「N君は普段から教科書の予習復習を繰り返しやっていたから、その結果が表れたと言えるね。」

S君「英語に関しては、学調の過去問や対策テキストで練習していた形式と少し変わっていたから驚いたけど、問題自体はそれほど難しく感じなかった。」

講師「確かに、昨年までは英作文に資料読み取りがあったのに対し、今年の問題は対話文に資料の読み取りがあり、英作文にはなくなっていたね。よく気が付いたね。」

個人的な感想ではあるものの、このような会話の中にも今年の学力調査の特徴が表れていると感じました。

【9/5実施　2023年度　中3第1回県学調　得点データが集まってきました】

9月5日に実施された静岡県学力調査（中3　第１回）の集計分析について、県下の学習塾および個人受験の皆さんに声をかけたところ、2218名のデータをご提供いただきました。これは、県下の国立大学付属中学校・県立高校中等部および各市立・町立中学校の3年生を合わせた人数に対し、概ね10％程度の人数になります。（私立中学校の3年生は県学調には参加していません）

中3第1回 県学調 各教科の平均点（2218名）

ご提供いただいた2218名分のデータから算出した5教科の平均点は以下のとおりでした。

数学23.9
国語27.0
英語23.9
社会25.0
理科23.4
合計123.3

今回の2218名は、県下の学習塾に通っている生徒および静岡県統一模試の個人受験の生徒の集計です。塾に通っていない生徒や高校受験を考えていない生徒なども各中学校では受験していますので、県下の全中3生（受験生）の平均点はここから1.5～2点前後低いことが予想されます。

また、今回の2218名の5教科の合計平均点は123.3点でした。各中学校の合計平均点はここから10点前後低い点数になるのではないかと予想されます。

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