【豊岡教室】「算数」と「数学」 数学を学ぶ意味とは

教科書10ページに「ふりかえり~算数から数学へ~」というページがあります。

なぜ小学校では「算数」であり、中学では「数学」と呼ぶのでしょうか。
大雑把な見方ですが、小学校の算数では生活の中の数や図形の概念について学んできました。
数学の場合には「数や図形の学問」と言葉をおきかえてみるとわかりやすいと思います。
算数では具体的な生活のテーマが数多く取り上げられていましたが、数学は論理的・抽象的な考え方が取り上げられるようになります。
皆さんが小学校で算数をどのように学んできたのか、そしてこの先の中学校の数学では何をどのように新たに学ぶことになるのか、まずはこの「ふりかえり」のページを見て、小学校で学んだことをひとつひとつ振り返るところから始めてみてください。

数学を単なる問題解法の知識を身につけるための勉強と捉えると、数学の楽しさ・面白さには出会えません。やはりそこには「考えることの面白さ」が内在しています。
ぜひ数学を「ものごとを論理的に考えるための学問」と受け止めてみてほしいと思います。

豊岡教室の取り組み

豊岡教室中2クラスにおいては、先日より「式の利用」の単元に入りました。この単元は「式の利用」は数式を用いて様々な数学的現象(偶数×偶数の答えが必ず偶数になることなど)の説明をする単元です。

その単元を勉強する中で、A君は「これまでは答えがあったけど、今回はどうすればいいかわからないからムズイ」とこぼし、ショックを受けた様子でした。
しかし、わかりやすく説明する流れを何度かやってみると、B君は「なんか少しわかったかも」と言いながら練習問題にも挑戦し、少しコツをつかむことができたようです。
一方で、C君とD君はなるべく書く文字数を減らすように頑張っていましたが、ほとんど減らせずにがっかりしている様子が見られました。彼らは答えとして書く文章の量が多くなったことに大きな違いを感じたようでした。

数学の説明する問題の場合、「書いていなければ減点」となる内容が多いため、省略はなかなかできません。それでも、説明の内容を理解して、その上で必要な説明か、不要な説明かを考えることは単元理解を深めるうえで役に立ったようです。

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