【浜松西高中等部】高いリスクを背負って受験することの意味

8/6に、浜松西高中等部の学校説明会が現小学6年生・小学5年生の生徒・保護者を対象に実施されました。
そしてその折には来年度の募集定員が20人削減され、160名から140名になるということも発表されました。以前のブログ【浜松西高中等部受験】募集定員削減 より狭き門にでもお伝えしたように、浜松西高中等部はこれまでよりも一段と狭き門になるわけです。

西中受験 大きなリスク

浜松西高中等部合格を目指す小学6年生を対象に受験対策のためのクラスを設けている虹の風学修館では、浜松西高中等部創立以来毎年の受験状況を見続けてきています。
授業参加の様子や模擬試験の結果なども参考にしながら「この子は必ず受かるはずだ」と周りがその実力を評価していたような生徒でも実際には不合格になるケース、また逆に「この子は心配だ」と思われていた生徒が合格を勝ち取るというケースも少なからずありました。
志願倍率をみても、不合格の子のほうが多い受験です。
西中受験に挑むということは、小学6年生というまだ人生経験も浅い段階で、不合格のリスクも大きく覚悟したうえでの受験になるということなのです。
この不合格のリスクについてはこれまでの西中受験に関するブログでも触れてきていますが、今回は「リスクを覚悟して受験に挑むことの意味」について前回とは少し違う視点からお伝えしたいと思います。

3年ずつ学ぶのか、6年間で一貫して学ぶのか

私立中学校に進学する場合は、一般的にそのまま高校も同じ学校に進学し中高一貫で6年間の指導を受けることが前提です。それ以外の地元の公立中学校に通う場合には、3年間の中学校生活を経て高校受験を迎え、合格した高校でまた3年間の高校生活を経て大学受験に臨みます。
浜松西高中等部に合格すればそのまま浜松西高校に進学することになりますので、中学3年間と高校3年間のあわせて6年間を通して「学び合い」というテーマに取り組むことができるということが一番の意味といえます。長い目で自分の将来を見られる環境に身を置くことができ、場合によっては高校の先生の授業や指導を中学生のころから経験できることもあるでしょう。

人生の宝となるような教師・仲間との出会い

そして、やはり学校生活における大切な要素のひとつとして「尊敬できる教師との出会い」「尊敬できる先輩・理解しあえる同級生や後輩との交流」があります。
部活動においては、高校生の先輩たちともかかわりながら部活に励むことができます。中学生にとって高校生はずいぶん大人に見えるでしょうし、高校生から学ぶところも多いことでしょう。
今では高校卒業後に大学進学を目指すという生徒がほとんどですので、先輩の様子を参考にしながら「自分はどのような大学選びをしたらいいか」ということを考えられる点も中高一貫校の優れた点です。
社会に出たときに諸々の人脈構築に好影響をあたえる出会いもあるでしょう。人生の岐路に立ったときに互いに助け合える仲間と浜松西高中等部で知り合えるということもあるはずです。

「6年間過ごす場所」への挑戦

「中学生として3年間過ごして高校入試を迎え、また別の環境で大学受験に臨む」という人生と比べ、6年間かけて次へのステップを考えられる場所へ行くための受験は大きな意味があるものです。
少なくとも静岡県西部で選択できる中学受験の可能性をみきわめたとき、浜松西高中等部の受験に挑戦することは、お子様の未来を見つめるための大きなきっかけになることは間違いないでしょう。

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