【住吉本部教室】「算数」と「数学」 マイナスの意味を考える!
虹の風学修館 住吉本部教室です。
「算数」と「数学」 数学を学ぶ意味とは
中学校1年生の数学の教科書(学校図書)10ページに「ふりかえり~算数から数学へ~」というページがあります。
なぜ小学校では「算数」であり、中学では「数学」と呼ぶのでしょうか。
大雑把な見方ですが、小学校の算数では生活の中の数や図形の概念について学んできました。数学の場合には「数や図形の学問」と言葉をおきかえてみるとわかりやすいと思います。算数では具体的な生活のテーマが数多く取り上げられていましたが、数学は論理的・抽象的な考え方が取り上げられるようになります。
皆さんが小学校で算数をどのように学んできたのか、そしてこの先の中学校の数学では何をどのように新たに学ぶことになるのか、まずはこの「ふりかえり」のページを見て、小学校で学んだことをひとつひとつ振り返るところから始めてみてください。
数学を単なる問題解法の知識を身につけるための勉強と捉えると、数学の楽しさ・面白さには出会えません。やはりそこには「考えることの面白さ」が内在しています。ぜひ数学を「ものごとを論理的に考えるための学問」と受け止めてみてほしいと思います。
住吉中1A・Bクラスの取り組み
虹の風学修館 住吉本部教室中1クラスは、AとBの2クラスに分かれています。
Aクラスは北部中・高台中の男子2名と女子3名の5名、Bクラスは富塚中の男子4名です。両クラスとも、本当に仲良しで、毎回楽しい学び合い授業が展開されています。
A・Bクラスとも、「正の数・負の数」の単元の導入として、教科書p30のTea Break を発展させて、トランプを2枚引いて「足したらいくつ」「掛けたらいくつ」と トランプを使ったゲームを行いました。
「黒2(+2)と赤3(-3)だから足したら-5、掛けたら-6。」「足し算がおかしいよ。符号がちがうから和じゃないよ。」など、といった具合に、お互いにフォローし合いながら楽しくスムーズな導入ができました。
また、「符号が同じときと、違うときでそれぞれ変わるよ。」などルールをより簡潔にまとめる生徒もいました。
これが「論理的に考える」ことになり、数学という学問が楽しく感じることにつながると思います。
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